ブラウンソース&シャンピニオン～松屋のハンバーグ定食を食べ比べてみた。

松屋のハンバーグ定食が好きなんである。

もともとハンバーグは好物なんだが、ファミレスのあのやや安っぽい肉の味がミンチになった感じがたまらなく、時に無性にあの味と香りを貪りたくなってしまうのである。
(マックなどのハンバーガーの肉の味は嫌いではないがハンバーグほど好きではない。)
そんなわけなので、ファミレスで味わうハンバーグの味に極めて近いこの松屋定番のメニューであるハンバーグ定食は以前からファンだったのだけれど、昨年秋に新メニュー「シャンピニオンソースハンバーグ」が限定で加わったので食すことにしました。

実は最初にこれが登場したとき「あー食いてぇなー」と思ったんですが、あッという間に売り切れになったのかすぐに店頭メニューから姿を消してしまい悔やんでいた次第。
ですが、ひと月ほど経った後に再度メニューに登場、そのときにようやく口にすることができました。

定価は650円。
現在定番メニューの「ブラウンソースハンバーグ」が630円(当時)なので、ホンの30円しか違わない。
それなら当然この限定を試してみるってもんでしょ。

今はこのブラウンソースってのが定番メニューになってるけれど、それ以前は「デミたまハンバーグ定食」ってのが長くスタンダードメニューだったかと思う。
あの温泉たまごが付いた皿もけっこう好きだったんだけどなあ。

そんなことはいったん置いといて、シャンピニオンソースハンバーグを実食。

ソースはかなりクリーミーで濃厚。肉汁もいい薫り。

ハンバーグ本体はスタンダードメニューと同一なんだろうな。
価格差はソースにあると思うので、ちょっとチェック。

エリンギとマッシュルーム。

「シャンピニオン」てのがマッシュルームの意味ということなんで、きのこ類の旨味も出てていい味っす。

フランス産のエリンギを使用ってのがウリなんだけど、やや歯ごたえが固いように感じました。
エリンギはコリコリした歯ごたえがあるのが特徴なんだけど、これよりはもう少しやわらかいほうがいいなあ。

このエリンギ、実食したのは昨年だったんだけど、今年に入って後に再食したところ、やや柔らかめになってました。

調理法を改良したのか、はたまた産地の違いなのか…それはちょっとわかりませんが。

このクリーミーな濃厚ソースなら20円高くっても払う価値はあるかな。と実感。

 

ということで改めて現在の定番、ブラウンソースハンバーグ。

この1月のシャンピニオン発売と同時に価格が改定されて、590円に値下げ。

でも、付け合せのジャーマンポテトがなくなってる…

上記のシャンピニオンとの価格差も一気に引き離されてしまいました。
差別化のためなのかなァ。

味はホントに”いつもの”ってかんじ。うん、満足。

「デミたま」のときに好きだった温泉たまごがなくなったけど、考えてみたらサイドメニューにあるわけなんで、それを追加すれば以前の楽しみ方もできるってわけですね。
あーでも温泉たまごを足すと昔よりやや高くなっちゃうように思うんだけど…

でも、こんど試してみよっと。

 

たぶん、松屋のハンバーグも一般のファミレスと同じで真空のレトルトパックされてるものをあっためるだけだと思うんだが、問題なのはコストパフォーマンス。まぁ値段相応の満足が得られるってことが「うまい」と感じることだと思うんだよね。

そういう意味では、松屋のハンバーグ定食はかなりコストパフォーマンスがいいと思ってます。

材料の確保に問題があるのか、シャンピニオンのほうはメニューに並んでも1週間くらいですぐに消えちゃって食べ損なうことが多いんだけど、出てたら見逃さずに食べたい一品ではあるなあ。
今回の記事を書こうと思って松屋に行っても、ブラウンソースが目的だったハズがシャンピニオンの誘惑に負けて後回しにすることが何度もあったもみんなあ…

今後も松屋のハンバーグメニューは新作のたびに試したくなるんだろうな。
なんたって安い・うまい、ってのが最高ですよね。

 

ま、いずれにせよ高い肉食ったところで味の違いなんて所詮はわかんないんですけどねっ。